南米の「飲むサラダ」マテ茶とは?

マテ茶は、南米を原産とするエルバ・マテの葉や小枝を乾燥させた茶葉に、お湯や水を加えて飲むハーブティです。

南米の「飲むサラダ」マテ茶

 

 

マテ茶とは?

日本にお茶の文化があるように、南米ではマテ茶の文化があります。マテ茶は、コーヒー、緑茶、紅茶よりもカフェインの量が少なく、赤ワインよりもポリフェノールの量が多いとされており、緑黄色野菜不足の方に特にお勧めです。食欲増進、疲労回復、消化促進等の効果があり、又ビタミンやミネラルが豊富で、野菜に劣らないほどのビタミンやフラボノイド類を含有していることも研究で明らかになっています。
野菜の栽培が困難な南米の地域では、栄養の摂取源の一つとなっています。

エルバ・マテ
エルバ・マテの苗

エルバ・マテ(Erva mate 学名:Ilex paraguariensis) は、イグアスの滝周辺を原産とするモチノキ科の常緑高木で、葉や小枝がマテ茶の原料です。
エルバ(Erva)は、ポルトガル語で草(grass, herb)、マテ(mate) はケシュア語の コップ(mati)に由来する単語であるほか、「ひょうたん」を意味します。
マテ茶に含まれる成分は肥満、動脈硬化、糖尿病、記憶障害に効果があると学術的に証明されています。

 

マテ茶の種類は?

マテ茶には、グリーンマテ茶と黒マテ茶があります。グリーンマテ茶は、多少の青臭みと苦味を持つのに対し、黒マテ茶は焙煎することにより香ばしさが加わり飲み易く、主にブラジルで飲まれています。

緑茶に近いグリーンマテ茶、ほうじ茶に近い黒マテ茶といったところでしょうか。

グリーンマテ茶

グリーンマテ茶
グリーンマテ茶

日本の抹茶や緑茶と似ており、少し渋みがあります。各家庭に独自の隠し味があり、来客をもてなす飲み物としてふるまわれます。
マテ茶は、一つのカップを使って回し飲みをする習慣があります。1人が飲んだら次の人、また次の人へとカップを回していきます。

マテ茶

冷たいマテ茶は「テレレ」と呼びます。

テレレ

 

黒マテ茶

黒マテ茶
黒マテ茶

グリーンマテ茶を焙煎したものが黒マテ茶です。マテ茶に含まれている豊富な栄養成分の含有量は、グリーンマテ茶と比べると焙煎することにより少し減りますが、初めてマテ茶を飲まれる方には、飲みやすいかもしれません。

 

ブラジルのソウルフード シュラスコとマテ茶の関係

アルゼンチン、ウルグアイとブラジル南部に19世紀頃に牧畜に従事していたスペイン人と先住民その他との混血住民をガウーショ(gaucho)と呼びましたが、現在では、ブラジル南部の人々全般をガウーショと呼ぶようになりました。

シュラスコ
シュラスコ

シュラスコはガウーショが産んだ、ブラジルのソウルフードです。

木や鉄の串に牛、羊、豚、鶏などの肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふって炭火でじっくり焼く、ブラジルをはじめとする南アメリカの肉料理。日本でも気軽にシュラスコ料理を楽しめるお店が増えてきました。

玉ねぎ、ピーマン、トマトを微塵切りにして塩、酢(ワインビネガー)、オリーブオイルで混ぜたソースが添えられ、好みの量を切り分けた肉に和えていただきます。

ブラジルの伝統的な方法で淹れた温かいグリーンマテ茶のことをシマホンといいます。

シマホンは、ガウーショの日常の飲み物です。専用の茶器(クイア[マテ壺]とボンバ[吸口付き茶こし])に茶葉を入れ、お湯を注ぎ、回し飲みをするというスタイルは彼ら特有の文化です。南米の人々は日本人の何倍ものお肉を食べ、マテ茶をたくさん飲みます。

シュラスコ

お肉とパイナップルとシマホン

シュラスコとマテ茶のダイエット効果

ダイエットに重要なのは、代謝をアップする食事とされています。

代謝アップの秘訣は、アミノ酸やビタミン、ミネラル、さらに抗酸化成分や食物繊維、良質な油などが摂れるバランスの良い食事が必要です。

脂肪を燃焼するために必要なアミノ酸とビタミン、ミネラルは、重要なポイント。

ビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化成分が含まれているマテ茶と、アミノ酸を摂取できる赤身肉は、最良の組み合わせです。